金ケ崎町議会 > 2019-03-07 >
03月07日-04号

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  1. 金ケ崎町議会 2019-03-07
    03月07日-04号


    取得元: 金ケ崎町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-01
    平成31年  3月 定例会(第2回)            平成31年第2回金ケ崎町議会                定例会会議録議 事 日 程 (第4号)                     平成31年3月7日(木)午前10時00分開議        開  議日程第 1  諮問第 1号 人権擁護委員候補者の推薦に関し意見を求めることについて日程第 2  諮問第 2号 人権擁護委員候補者の推薦に関し意見を求めることについて日程第 3  議案第 1号 金ケ崎町すこやか子ども基金条例日程第 4  議案第 2号 金ケ崎町森林環境譲与税基金条例日程第 5  議案第 3号 職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例日程第 6  議案第 4号 金ケ崎町特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する              条例の一部を改正する条例日程第 7  議案第 5号 金ケ崎町水道事業布設工事監督者配置基準及び資格基準並び              に水道技術管理者資格基準に関する条例の一部を改正する条              例日程第 8  議案第 6号 辺地に係る総合整備計画の変更に関し議決を求めることについ              て日程第 9  議案第 7号 平成30年度金ケ崎町一般会計補正予算について日程第10  議案第 8号 平成30年度金ケ崎町国民健康保険特別会計補正予算について日程第11  議案第 9号 平成30年度金ケ崎町訪問看護ステーション事業特別会計補正予              算について       延  会〇出席議員(14名)   2番  千  葉  良  作  君    3番  阿  部  典  子  君   4番  高  橋  美 輝 夫  君    5番  有  住     修  君   6番  巴     正  市  君    7番  阿  部  隆  一  君   8番  及  川  み ど り  君    9番  千  葉  正  幸  君  10番  山  路  正  悟  君   12番  千  田     力  君  13番  千  葉  和  美  君   14番  千  葉  正  男  君  15番  佐  藤  千  幸  君   16番  伊  藤  雅  章  君 〇欠席議員(1名)   1番  青  木  俊  悦  君 〇説明のため出席した者       町        長     髙  橋  由  一  君       副    町    長     小 野 寺  正  徳  君       教    育    長     千  葉  祐  悦  君       監  査  委  員     金  田  正  幸  君       総 合 政 策 課 長     千  田  美  裕  君       財  政  課  長     高  橋  宏  紀  君       会計管理者税務課長     高  橋  真 貴 子  君       住  民  課  長     佐  藤  茂  志  君       保 健 福 祉 センター     相  澤     啓  君       事    務    長       子 育 て 支 援 課 長     及  川  美 奈 子  君       生 活 環 境 課 長     鈴  木  敏  郎  君       商 工 観 光 課 長     高  橋  文  浩  君       農 林 課 長(兼)     阿  部  一  之  君       農 業 委員会事務局長       建  設  課  長     菅  原     睦  君       水 処 理センター所長     渡  邊     学  君       教 育 次 長(兼)     佐 々 木  健  一  君       学校給食センター所長       中 央 生 涯 教 育     佐  藤  政  義  君       セ ン タ ー 所 長 〇本会議に出席した事務局職員       事  務  局  長     小  澤  龍  也       局  長  補  佐     千  田  美  和       主        事     滝  田  美  優 △開議の宣告 ○議長(伊藤雅章君) ただいまの出席議員は14人であります。 定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 1番、青木俊悦君は、欠席の届け出があります。 直ちに本日の会議を開きます。                                (午前10時00分) △議事日程の報告 ○議長(伊藤雅章君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりでございます。 △諮問第1号~諮問第2号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(伊藤雅章君) お諮りいたします。 日程第1、諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦に関し意見を求めることについて、日程第2、諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦に関し意見を求めることについては、ともに人権擁護委員候補者の推薦に関する案件ですので、一括議題としたいと思いますが、ご異議ございませんか。           〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認め、日程第1、諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦に関し意見を求めることについて及び日程第2、諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦に関し意見を求めることについて、以上2件を一括議題とすることに決定いたしました。 説明を求めます。 町長。           〔町長 髙橋由一君登壇〕 ◎町長(髙橋由一君) 日程第1、諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦に関し意見を求めることについて。           (以下、「議案書」により説明のため記載省略) 松本氏の履歴について申し上げさせていただきます。 最終学歴は、昭和48年3月、立正大学保育専門学校を卒業されております。 職歴は、その後昭和48年4月に金ケ崎町立六原児童館に勤務をされました。その後昭和52年には金ケ崎町立南方児童館勤務をされ、その後永岡幼稚園の勤務、さらには金ケ崎幼稚園の勤務、平成4年には南方幼稚園の勤務をされ、平成8年金ケ崎幼稚園の勤務、さらに平成16年には南方幼稚園で勤務をされまして、平成18年4月、三ケ尻幼稚園に勤務をされ、その後平成24年3月にこの三ケ尻幼稚園を退職されている方でございます。 経歴としては、平成29年4月、金ケ崎町社会教育委員をお務めされ、現在に至っております。また、平成29年4月から金ケ崎町教育審議員、これも現在までお務めをいただいておると、こういう方でございます。 松本氏は、幼稚園の先生の職歴を長く持っており、人格的にも識見的にも非常に高いものを持っていらっしゃる方でございます。人権擁護につきましては深い理解を示しておりますので、適任者であると。そういう点から、松本氏の人権擁護委員としての選任についてご同意をよろしくお願い申し上げるところでございます。 なお、任期は平成31年7月1日から平成34年6月30日まででございます。 続きまして、日程第2、諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦に関し意見を求めることについて。           (以下、「議案書」により説明のため記載省略) 菅原氏の職歴、履歴について申し上げさせていただきます。 最終学歴は、昭和50年3月、國學院大學別科神道専修Ⅱ類を卒業されております。 職歴について申し上げさせていただきます。昭和51年4月、国鉄労働組合盛岡地方本部盛岡支部北上地区協議会に勤務をされまして、昭和59年3月に退職をされました。昭和63年7月からは、同じ国鉄労働組合盛岡中央本部盛岡支部北上地区協議会のパートとしてお勤めをされていまして、平成26年12月で退職をされている方でございます。 菅原氏は、地域の信望も厚く、広く社会の実情に通じておる方でございます。人格、識見ともに高い方であり、人権擁護に関しましても深い理解を持っている方でございますので、適任者であります。よって、菅原氏の人権擁護委員のご同意についてよろしくお願いをいたします。 なお、任期は平成31年7月1日から平成34年6月30日まででございます。 以上で諮問の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(伊藤雅章君) 説明が終わりました。 お諮りいたします。暫時休憩したいと思います。暫時休憩することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めまして、暫時休憩を宣します。            休憩(午前10時07分)                                                    再開(午前10時17分) ○議長(伊藤雅章君) それでは、休憩を解いて再開をいたします。 休憩前に引き続き会議を行います。 これより質疑に入ります。質疑ございませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。 討論に入ります。討論はありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。 採決いたします。採決は、1件ごとに起立により行います。 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦に関し意見を求めることについては、原案による者を適任と認める各位の起立を求めます。           〔起立全員〕 ○議長(伊藤雅章君) 起立全員であります。 よって、諮問第1号は原案による者を適任と認めることに決定をいたしました。 諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦に関し意見を求めることについては、原案による者を適任と認める各位の起立を求めます。           〔起立全員〕 ○議長(伊藤雅章君) 起立全員であります。 よって、諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦に関し意見を求めることについては原案による者を適任と認めることに決定をいたしました。 △議案第1号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(伊藤雅章君) 日程第3、議案第1号 金ケ崎町すこやか子ども基金条例を議題といたします。 説明を求めます。 副町長。           〔副町長 小野寺正徳君登壇〕 ◎副町長(小野寺正徳君) 日程第3、議案第1号 金ケ崎町すこやか子ども基金条例についてご提案申し上げます。議案書の4ページをお開き願います。           (以下、「議案書」により説明のため記載省略) 以上で説明を終わります。何とぞ原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(伊藤雅章君) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑ございませんか。 7番、阿部隆一君
    ◆7番(阿部隆一君) 全員協議会で説明あったわけですけれども、この基金の活用として、今まで一般会計で出していた子ども医療費助成から子育て支援活動補助金などということで、実際に一般会計で今まで計上されていたものをこの基金から、これから出すということなのですけれども、改めてこういう基金をつくる目的、基金の場合は、特別に臨時的に何かするために積み立てておくというのは普通だと思うのですけれども、この基金は毎年一般会計から相当額を繰り入れて、そこから支出をするという、そういうふうな基金になると思うのですけれども、こういう基金というのはほかの基金では余り見かけないと思うのですけれども、改めてこの子ども基金条例を制定しなければならないと思った理由等をお伺いしたいと思います。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長及川美奈子君) 7番、阿部隆一議員のご質問にお答えいたします。 まず、基金をつくる理由といいますか、提案理由にもございますように、子育て支援事業に係る必要な財源を確保してということで、子供の成長に資するためということで、その子育てに対する目的のために使う基金という形になりまして、それと第十次の総合発展計画にもありますように、重点プロジェクトの3つの中にも子育てしやすい環境の整備ということをそれぞれうたってございます。そのために、それをさらに推し進めるために、関連施策の実現と安定した財源を目的として創設しようと考えたものでございます。 また、この安定した財源という形で、税収等の部分で左右されずにその金額、財源を確保しておいて、新たな事業等にスムーズに取り組むことができるようにしたいと考えたものでございます。 今回金額的には1億円の確保ということを考えて、当面毎年度大体1億円の基金を確保していきたいと考えております。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 7番、阿部隆一君。 ◆7番(阿部隆一君) 毎年大体総額として1億円を確保して、いろんなこういう子育て支援の関係の事業に充てるということなのでしょうけれども、こういう政策的なことについて、こういう基金で運用するということはわからないでもないのですが、今まで余りこういうことをやったような記憶がないので、改めて子供に関してこういう基金をつくってやるという、その辺のところがもうちょっと意味がわからないのです。こういう政策をするとなると、例えば農業振興基金とかつくって、農業関係の予算を全部農業振興基金に一旦積み立てて、そこから農業振興関係予算を出すとか、そういうふうなことと同じような感じがして、政策項目ごとにこういう基金をつくってやっていくということになると、今回は子供だけなのですけれども、いろんなそういうふうに使うということは、何か余りぴんとこないので、この財源は1億円ですけれども、毎年幾らか余裕あるような状態にして、年度途中で例えば補正増額が必要だという場合は、当然この基金から、基金の範囲内で繰り出すということになるのでしょうか。お伺いしたいと思います。 ○議長(伊藤雅章君) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長及川美奈子君) お答えいたします。 この子ども基金ですが、県内では最近6件ほど各市町村でつくって、子供の育成のための基金ということで、ある程度財源確保してやっているところが多いように思います。 補正のときですが、新たな事業を年度途中でしたいという、子育て支援に係る事業をする場合は、財源としては基金から入れるという形を考えております。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) 議案説明資料の1ページに、どういうのにこの基金を使うかという概要の中、例示だと思いますが、例示ですか。あるいは、これ以外にも必要が出れば活用するという意味でしょうか。 2点目には、保育士の就職支援助成金、保育士の奨学金返還補助金というのは、健やかな子供を育てる条件整備にはなじまないのではないか。これは労働関係就職関係、この方々を確保するという点からいえば、健やかな子供育成に関係しているわけでありますけれども、領域からいえば、すこやか子ども基金に合わないのではないかと。さらに、企業主導型保育施設利用支援補助金と、何でここに企業型の施設だけの事業が入ってきているのか、これはどういう支援をするのですか。その辺をお伺いいたします。 ○議長(伊藤雅章君) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長及川美奈子君) 9番、千葉議員にお答えいたします。 議案説明資料の1ページにあります、制定の概要のところに書いています基金活用事業(案)ということでございますが、これは例示を示して、現在のところ31年度の事業ではこういうところに基金から充当できるのではないかと考えたものでございます。 また、その中である保育士の確保という形と、あとここに待機児童、あとは企業主導型という形がありまして、これも幼児期の子育てに関係して保育士の確保は重要ですし、あとは待機児童に対しての支援というのは、子育てをする世代、世帯に対しての補助という形で、子育て支援の一つだと考えております。 その中の企業主導型保育施設利用支援補助金ですが、これは企業主導型の施設ができたときからつくっている補助金でございますが、ここは町の保育料とは別な保育料が算定になって支払っております、町内の子供たちが。それで町の保育料、認定された保育園に入る保育料との差額が多少ございます。それの部分を町の園児、幼児に対してその分の差額分を支払っている補助金は創設させていただいておりますので、その分もやはり子育ての一つという形でここに載せさせていただいております。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) 金ケ崎町では、すこやか子ども基金をつくって重点的に支援をするというアピールは、定住促進にも影響を及ぼすと。ですから、このことはいいと思いますが、制定の概要の例示から見れば、保育士だけが奨励を受けるのではなくて、幼稚園教諭とか、関係するものはいっぱいあるわけでしょう。子供が健やかに育つための施設の有資格者といいますかね、そういうようなものは何も保育士だけではないのでしょう。そのほかのものの支援というのは考えていないのですか。幼稚園は教育委員会だという見方はありますが、町長の政策として、教育行政に関係しているものを入れても差し支えないのではないかと思いますが、なぜ特化して保育士だけにしているのでしょうか。これがマスコミついたり町民にPRなったときに、これに該当するような人たちが「何で俺たちは該当にならないのかな」というようなことにならないのでしょうか。 それから、10月から消費税10%になった場合に教育費無料という。この企業主導型の保育施設の保育料の一部父兄負担は、消費税の教育費無料化の中に入らないのですか。大体子供1人企業の保育施設に入れれば、どれぐらいの負担があって、町ではどのぐらい支援するということになるのでしょうか。 ○議長(伊藤雅章君) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長及川美奈子君) お答えいたします。 なぜ保育士だけの奨学金と支援金、支度金かというのは、金ケ崎町の実情でいえば、幼稚園の場合は全て公立になっております。私立の幼稚園があった場合には幼稚園教諭ということも考えたわけではございますが、今回保育士ということにしたのは、私立の保育園があります。そして、幼稚園教諭は公務員ですという形でのすみ分けをしました。 それと、10月の消費税での保育料の無償化に関してですが、企業主導型も別枠で該当に、3歳以上になると考えております。ただし、企業主導型の利用支援の部分は、ゼロから3歳までの部分で町が補助金を出しているものですので、それほど変更はないかとは考えております。 そして、今現在企業主導型は3万円ほどの保育料になっていますので、町の保育料は所得によりますので、1万円で済む人という方がいらっしゃいますので、その差額分を支払っているわけでございます。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) マスコミに載った場合の一般の方の受けとか、金ケ崎に住もうか、北上にうちを建てようかと考えている若いお母さんたちから見れば、アピールの度合いは高いと思います。私ごとですが、アイパッドのことでドコモに行って、「住所は」と聞かれましたから、「金ケ崎町です」と言ったら、何か金ケ崎は子供の子育ての支援が充実していると。「友達は北上にうちを建てないで金ケ崎に建てましたよ」と、こういう話をされまして、「えっ、本当」と私は少々うれしい感情を持ちました。 町長が力を入れている定住につながるように、この基金の運用を魅力あるものに、もう一工夫してほしいなということを申し上げて終わります。 ○議長(伊藤雅章君) ほかに質疑はありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。 討論に入ります。討論ありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。 採決いたします。採決は起立により行います。 議案第1号 金ケ崎町すこやか子ども基金条例は、原案のとおり決することに賛成する各位の起立を求めます。           〔起立全員〕 ○議長(伊藤雅章君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 △議案第2号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(伊藤雅章君) 日程第4、議案第2号 金ケ崎町森林環境譲与税基金条例を議題といたします。 説明を求めます。 副町長。           〔副町長 小野寺正徳君登壇〕 ◎副町長(小野寺正徳君) 日程第4、議案第2号 金ケ崎町森林環境譲与税基金条例についてご提案申し上げます。議案書の6ページをお開き願います。           (以下、「議案書」により説明のため記載省略) 以上で説明を終わります。何とぞ原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(伊藤雅章君) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑ございませんか。 7番、阿部隆一君。 ◆7番(阿部隆一君) 森林環境譲与税というのですか、これは来年度はどれぐらい町に入ってくる見込みがあるのか。大体の検討はつくと思うのです。いわゆる国と県と、あと市町村でこれは割り振りすると思うのですけれども、どういう割合でこの基金を、税金を割り当てるのか、あるいは税金の額は幾らなのかお伺いしたいと思います。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 農林課長。 ◎農林課長阿部一之君) 7番、阿部議員のご質問にお答えをいたします。 まず、入ってくる金額でございますけれども、初年度、来年度の見込みでございますが、まだ国から示されたわけではございませんけれども、算定式により試算をいたしますと、約200万円弱ぐらいの金額になろうかと思います。この税金が安定して入ってくるということになりますと、最終的には650万円ほどの規模になるのかなという試算でございます。 それから、割合でございますけれども、現在入ってくる税金の半分が人工林の面積10分の2、5分の1が林業の就業者、10分の3、3割が人口で譲与の基準が決まるわけでございますけれども、この金額につきましては、当初は市町村と県の割合が8対2、つまり市町村が8、県が2割ということでスタートいたしまして、少しずつ市町村の割合を高め、最終的には9対1、市町村が9で県が1割という割合で譲与税が譲与されるという見込みとなっております。 税額につきましては、1人1,000円ということで、個人住民税が課税になっている方に対して、1人年間1,000円という金額となっております。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 7番、阿部隆一君。 ◆7番(阿部隆一君) 今の答弁で、来年度は大体200万円ぐらいで、最終的に650万円と言っていたのですけれども、最終的にということは、この譲与税というのは次年度の税金なのでしょうか。 ○議長(伊藤雅章君) 農林課長。 ◎農林課長阿部一之君) これについては、全員協議会のところでもご説明しておりますけれども、森林環境税が課税されるのは平成36年からとなっております。これを前倒しして31年から始まるということでございまして、当初は国のほうで借り入れをしながら前倒しでいただくということで、その割合を少しずつふやしながら、最終的になるのは平成45年以降と想定されておりますけれども、そこで本来の税金だけで運用される仕組みになるということでございます。 ○議長(伊藤雅章君) 7番、阿部隆一君。 ◆7番(阿部隆一君) そうすると、最終的にはと言ったのは、年間町に入ってくるお金が650万円ぐらいということなのでしょうか。 あとは、この使い道はいろいろ森林の活用、伐採等に活用するということですけれども、具体的な使い道はこれからどういうふうにこれを使ってやっていくかという。とりあえず来年度は200万円ぐらい入るという予定のようですけれども、この200万円を使ってどのような森林整備をするか、計画があればお伺いいたします。 ○議長(伊藤雅章君) 農林課長。 ◎農林課長阿部一之君) お答えをいたします。 先ほども申し上げましたとおり、最終的に650万円ほどになるというのは、平成45年以降でないとならないと思いますけれども、そういった規模に最終的にはなるということでございます。 この税金の使途でございますけれども、まず1つが間伐や路網、作業道とかそういう道路ですけれども、そういう森林整備、それから人材育成や担い手の確保、そして3つ目が木材利用の促進や普及の啓発、こういったものに充てるということでございます。ただ、先ほど申しましたとおり、当初200万円弱の金額しか入ってこないという状況から、事務補助員を雇用するとか、説明会、意向調査をするといった程度から始めるということでございます。現在森林の場合は、林班図というもので場所を管理しているわけですけれども、それと実際の地番との突合作業をしていまして、そういった作業を進めながら森林所有者の意向を確認し、それから対策を進めていくという段階を順番でやっていくということでございます。 ○議長(伊藤雅章君) 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) 9番、千葉でございます。現在県で課税している環境税の使途は、伐採なんか枝払いとか、そういうようなものを100%で業者は受け取ってやっていると。森林管理上はいいのですが、例えばそこに突然にソーラーの業者が来て、ソーラー設置をしたいので木を切りたいと。民有地であって、地主さんはすぐにでも切って貸したいと、そのほうがお金になるというようなときに、現在県の金が入って伐採した場合は、補助金を返還しているわけですよ、その場所は。そうすると、ソーラーの推進なんていうのは非常に事務が面倒くさくなって、県の認可がおりるまでに半年とか1年とかという時間を要している場合があるわけです。ソーラー全てをいいとは言いませんが、ソーラーの設置にふさわしいようなところが、そういう場合はこの新たな基金で金を使ったところは返還をするというような義務が発生するのかどうか。 それから、森林の場合は国有地、地方自治体が持っている町の森林、それから民間が持っている民間の森林、法人が持っている法人の森林と、こうありますが、いずれも伐採とか整備とか、担い手の育成とか機械を買った場合の補助とかということをやるのですか。それとも、森林組合のようなところがやる事業に対して補助するのですか。この基金を受容できる対象は誰になるのですか。 ○議長(伊藤雅章君) 農林課長。 ◎農林課長阿部一之君) 新しい森林環境税につきましては、伐採をしてソーラーをやったときの返還とか、そういう部分については詳細は示されておりませんので、その辺は不明でございます。 それから、対象の件でございますけれども、広く民有林といえば国有林以外はみんな民有林となって、県有林も町有林も入るわけですけれども、この税で使える対象となると、本当の民間の所有林のみとなります。ですので、県有林とか町有林というのは含まれないということですので、私有林と言ったほうがいいでしょうか、その私有林の整備に関して使えるお金というふうにお考えをいただきたいということでございます。 ○議長(伊藤雅章君) 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) そうすると、基金の利用の案内を広くPRするときに、森林を持っている方々もこういう恩恵がありますよというような説明はこの文面からはわからないのですけれども、今までだと一般に、森林整備するような業者、あるいは森林組合に対して補助しているというのが通例でありましたが、1人で何百町歩も持っているような人がいるかどうかはわかりませんけれども、そういう人が事業主体になって後継者育成に出した、研修に出したとか、あるいは森林の業務を早くするために森林機械が整備されてきていますので、それを買うときの補助とか、具体的にどういうふうにこの基金の利用を受益者にPRする予定なのでしょうか。 ○議長(伊藤雅章君) 農林課長。 ◎農林課長阿部一之君) 正直なところ、PRするという以前に、今林班図で管理していると先ほど申し上げましたけれども、所在地なり所有者そのものの台帳がきちんと、整備がおくれているという状況にあります。 あとそれ以外にも、金ケ崎の森林面積が少ないわけですけれども、それがさらに所有者が多くて小規模で所有している方が多い、つまりはその面積だけでは経営ができないというような森林が多いと。その割には50年を超すような伐採適齢期になっている木が多いということから、そういったものの実態を把握して、個々の所有者の方が、ではどのように進めばいいのかということを一緒に考えていくというところからスタートしなければならないのかなということでございます。その上で、先ほど議員がおっしゃったような方向に進むのかなということでございます。 よって、まずは所有すら忘れている方もいらっしゃるので、地番と所有をはっきりして、あなたの森林はここにこれぐらいありますよというところからスタートしたいということでございます。 ○議長(伊藤雅章君) 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) イメージがしっかり湧かないのですけれども、最後に補助金の返還は、現状ではよくわからないという答弁でしたが、国には適化法、補助金適正化……何とかという法律があるのです。いわゆる国の補助が入ったものを別なのに使った場合は返還するというのが原則です。町だって補助金交付要綱とか規則とか定めがあるわけですから、基本的には町長の考えの判断によるのだと思いますけれども、その辺のところを最初からはっきりしていないと、後から森林の用途変更して使うというような場合に問題が発生しないように配慮していただければいいのではないかと思いますが、農林課長、どう思いますか。 ○議長(伊藤雅章君) 農林課長。 ◎農林課長阿部一之君) 補助金とおっしゃいましたけれども、これは森林環境譲与税ということで、税金ですので、そういう補助金とは違うということはご理解をいただきたいと思いますし、その辺は例えば路網を整備するとか、そういう事業を具体的に進めるに当たっては、そういったことをしっかりと確認しながら進めてまいりたいということでございます。           〔「補助金か何かの形になるのでしょう」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) よろしいですか。あれば答弁。 農林課長。 ◎農林課長阿部一之君) 失礼いたしました。 実施するに当たっては、そういう補助という形をとるのか、ただ国は市町村がその部分を担えということもあるので、補助金というふうに出すのが適正なのかどうかというところも含めて、まだ詳細が決まっていないということでございますので、もし補助金として出すということになれば、議員がおっしゃるようなきちっとした手続を踏まえて進めていきたいというふうに考えます。 ○議長(伊藤雅章君) ほかに質疑はありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。 討論に入ります。討論はありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。 採決いたします。採決は起立により行います。 議案第2号 金ケ崎町森林環境譲与税基金条例は、原案のとおり決することに賛成する各位の起立を求めます。           〔起立全員〕 ○議長(伊藤雅章君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 お諮りをいたします。休憩をしたいと思いますが、ご異議ございませんか。           〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) ご異議なしと認め、午前11時15分まで休憩をいたします。            休憩(午前10時58分)                                                    再開(午前11時15分) ○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。 休憩前に引き続き会議を行います。 △議案第3号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(伊藤雅章君) 日程第5、議案第3号 職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 説明を求めます。 副町長、どうぞ。           〔副町長 小野寺正徳君登壇〕 ◎副町長(小野寺正徳君) 日程第5、議案第3号 職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例についてご提案申し上げます。議案書8ページをお開き願います。           (以下、「議案書」により説明のため記載省略) 以上で説明を終わります。何とぞ原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(伊藤雅章君) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑ございませんか。 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) 9番です。この改正条例案については、医師、歯科医師となっておりますが、医療関係専門者といえば薬剤師とか、検査技師とか、看護師とか、こうあるわけですが、そういう方々の定年の見直しといいますか、供給等のバランスがどうなっているのか、そこまで手をかけなくともいい状態なのかをお伺いいたします。 それから、ドクターによっては、フルタイムで65歳まで勤務するのは好ましくないと思われる方もいらっしゃる。そうすると、一般質問でも質問しました会計年度任用職員に該当して、特殊な技術を持った人がパートに入るようなことになるのでしょうか。そこまで考えてこの条例を出してきたのか、2点でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 保健福祉センター事務長。 ◎保健福祉センター事務長(相澤啓君) 9番、千葉正幸議員のご質問にお答えいたします。 まず1点目、薬剤師、それから放射線技師、検査技師等の定年の延長でございますけれども、そちらのほうについては一般職ということで、町の条例上は60歳となっているところでございます。現在うちのほうで薬剤師、それから放射線技師につきましては再任用ということで働いていただいているところでございます。一般職の定年の退職年齢につきましても、今人事院勧告等で答申が出されたりして、国のほうで議論しているところでございますので、その辺で見きわめていきたいと思っております。 それから、ちょっと2点目のご質問の意図が不明でございましたので、教えていただいてよろしいでしょうか。 ○議長(伊藤雅章君) 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) 平成32年度から今までの臨時、特別職、嘱託、委託……委託は別だ、アウトソーシングは別ですが、そういった職種の方々は、地方公務員法、自治法の改正によって、32年度からフルタイムとパートに分けて、1年間という任期で毎年試験を……試験を行うかどうかは別にして、任期は1年になるという制度に変わるわけですね。そうすると、お医者さんの中で、フルタイムで今までと同じような勤務条件の中でやるのはちょっと、自分の趣味や楽しみも追求したいので、週に2回しか来られないというような場合だってあるわけでしょう。それは再雇用ではなくて、ドクターの臨時的任用になるのだと思うのですが、その場合に会計年度任用職員に該当するのかどうかというのをお聞きしているのです。 ○議長(伊藤雅章君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(千田美裕君) ご質問にお答えをいたします。 今の先生方は、基本的にフルタイムという形で、金ケ崎町で雇用しているという形ですので、そういった方々が勤務条件が変更になるということになるのであれば、フルタイムというか、今の雇用条件と全く変わるわけですから、それについては今現在の雇用条件と、パートになれば正職員から外れる、退職するというふうな形なのかなと思います。それで、改めて条件を付して採用する。その場合には、先ほどおっしゃられたような会計年度任用職員というようなのも選択肢といいますか、検討の中には入ってくるというふうには思っております。 あと現在既に、今の先生方ではなくて、例えば眼科とか神経内科とか、そういった部分もございますので、そういったこともあわせて会計年度任用職員の適用になるかどうかについては、はっきりと検討していくというふうに考えております。 ○議長(伊藤雅章君) ほかに質疑はありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。 討論に入ります。討論ありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。 採決いたします。採決は起立により行います。 議案第3号 職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例は、原案のとおり決することに賛成する各位の起立を求めます。           〔起立全員〕 ○議長(伊藤雅章君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 △議案第4号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(伊藤雅章君) 日程第6、議案第4号 金ケ崎町特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 説明を求めます。 副町長。           〔副町長 小野寺正徳君登壇〕 ◎副町長(小野寺正徳君) 日程第6、議案第4号 金ケ崎町特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてご提案申し上げます。議案書の9ページをお開き願います。           (以下、「議案書」により説明のため記載省略) 以上で説明を終わります。何とぞ原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(伊藤雅章君) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑ございませんか。 7番、阿部隆一君。 ◆7番(阿部隆一君) この議案を提案する前に報酬審議会を開いたと思うのですけれども、その報酬審議会でこの件についてどのような意見が出たのか。意見が出ていれば、その意見を紹介していただきたいというふうに思います。これは、一時金が年間で0.05カ月増額するという提案なわけですけれども、あとはこれによって必要な予算は幾らぐらいになるのかお伺いします。 以上2点。 ○議長(伊藤雅章君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(千田美裕君) 7番、阿部議員のご質問にお答えをいたします。 特別職報酬審議会につきましては、1月28日に開催をいたしました。その中で、この内容について諮問をしたところでございます。会議の中で、さまざま他市町村の状況とか説明をいたしまして、委員の方々から特段異論というものはございませんで、妥当であるというふうな答申をいただいたところでございます。 今回この改正によりまして見込まれる金額につきましては、年間でおおよそ30万円というふうに見ております。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) ほかに質疑はありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。 討論に入ります。討論ありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。 採決いたします。採決は起立により行います。 議案第4号 金ケ崎町特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例は、原案のとおり決することに賛成する各位の起立を求めます。           〔起立多数〕 ○議長(伊藤雅章君) 起立12人で多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 △議案第5号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(伊藤雅章君) 日程第7、議案第5号 金ケ崎町水道事業布設工事監督者配置基準及び資格基準並び水道技術管理者資格基準に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 説明を求めます。 副町長。           〔副町長 小野寺正徳君登壇〕 ◎副町長(小野寺正徳君) 日程第7、議案第5号 金ケ崎町水道事業布設工事監督者配置基準及び資格基準並び水道技術管理者資格基準に関する条例の一部を改正する条例についてご提案申し上げます。議案書の11ページをお開き願います。           (以下、「議案書」により説明のため記載省略) 以上で説明を終わります。何とぞ原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(伊藤雅章君) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑ございませんか。 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) 9番です。水道法が改正をされて、民間の参入が大幅に緩和されたと。逆にヨーロッパ、アメリカなどは早目に民間の開放をして、公的機関から民間が水道事業をやっていたというような経緯がありましたが、民間の水道事業が粗雑であったり、経費の節減のために水質が悪かったりしたために、また公のほうに戻すというような傾向がヨーロッパなどでは見られると報道されておりますが、我が国の場合はこの間水道法を改正して民間に開放すると、コンセッションとか、形を変えてやるという形になりまして、心配されるのは、いい水が、安心安全な水が安く入るかということでございますが、今回この有資格者の改正をするというのは、資格者の資質を高めるとか、採用条件を厳しくするとか、そういうためにこの改正になったのですか。この改正になった理由をお伺いしたい。 ○議長(伊藤雅章君) 水処理センター所長。 ◎水処理センター所長(渡邊学君) 9番、千葉正幸議員の質問にお答えいたします。 今回の条例の一部改正でありますけれども、学校教育法の一部改正ということで、31年4月1日から、専門職大学、専門職短期大学が設立になります。そのことによって布設工事監督者及び水道技術管理者資格基準もそれに合わせて改正しようとするものであります。 採用等に当たって、この基準が当たるかということになりますけれども、そこは考えてはおりません。管布設工事の監督者については、工事を発注した場合の監督者を設置しなければなりませんので、実務に伴う資格ということで、資格要件が広まるという意味であります。 さらに、水道技術管理者についても、同じように学校教育法の関係ということで、これも水道事業を行うためには選任しなければなりませんけれども、そこは採用基準とかには関係していないと考えております。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) 私が聞いたのは、学校教育法が改正になったことではなくて、この有資格者というのは、水道事業所の職員の中にいるのですか、民間のほうにいるのですか。その基準が厳しくなったのか、水道法の改正と関係して、ちゃんとした資格を取らなければならないというので、強化されたのかどうかということを聞いているのです。 ○議長(伊藤雅章君) 水処理センター所長。 ◎水処理センター所長(渡邊学君) お答えいたします。 水処理センターには、現在管布設工事の監督者については、該当者2名おります。水道技術管理者については、私が1名該当しております。委託先の要件としては、これらの基準は特に定めてはおりません。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) 町内の現状についてはわかりましたが、資格を取得するために厳しくなったのか、あるいは資格要件の中身がもっと濃くなっているのかとか試験とかです。つまり民間に委託するというのは、現に国内でも浜松市とか数カ所、公共上水道を民間に委託し始めてきたわけです。これからふえていくのではないかという見通しが出てくるわけです。そのときにちゃんとした資格者を抱えなければならないと。そのために学校教育法を改正して、ちゃんと資格にするという意味かと聞いているのです。 ○議長(伊藤雅章君) 水処理センター所長。 ◎水処理センター所長(渡邊学君) お答えします。 委託するための要件を厳しくしているかということではなくて、その資格の基準を定めただけであります。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) ほかに質疑はありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。 討論に入ります。討論ありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。 採決いたします。採決は起立により行います。 議案第5号 金ケ崎町水道事業布設工事監督者配置基準及び資格基準並び水道技術管理者資格基準に関する条例の一部を改正する条例は、原案のとおり決することに賛成する各位の起立を求めます。           〔起立全員
    ○議長(伊藤雅章君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 △議案第6号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(伊藤雅章君) 日程第8、議案第6号 辺地に係る総合整備計画の変更に関し議決を求めることについてを議題といたします。 説明を求めます。 副町長。           〔副町長 小野寺正徳君登壇〕 ◎副町長(小野寺正徳君) 日程第8、議案第6号 辺地に係る総合整備計画の変更に関し議決を求めることについてご提案申し上げます。議案書の14ページをお開き願います。           (以下、「議案書」により説明のため記載省略) 以上で説明を終わります。何とぞ原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(伊藤雅章君) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑ございませんか。 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) 9番です。まず、総合整備計画というのは何年から何年で、今どの辺にいるのでしょうか。 それから、畜産クラスターとしての場所がこの3辺地にまたがっているのでしょうか。私から見れば、和光辺地地域ではないかと思うのですが、川目とか千貫石も入っているというのは、辺地債の区分に3辺地が建設地点に入り込んでいるという意味合いですか。 それから、下水処理施設とか消防とかそんなのも書いていますが、これは変更ではなくて全体のやつを載せたということですね。どこが変更になったかというのは、農林漁業経営近代化施設のところだけですね。それを確認しますし、一般財源のうち何割をこれに充当するお考えなのか。辺地債の法律からいったら、補助裏みたいなものに何ぼまで使えるのか。一般財源全部使ってもいいというのなら、もっと足した方がいいのではないかと。というのは、80%でしたか、交付税措置されるというのであればそうしたほうがいいのではないかと。多分県に配分されている辺地債の枠組みの中で計算していくと、これぐらいしか金ケ崎に来ないという意味ではないかとは思いますが、この金額にとどまっているというのはどういう意味でしょうか。 ○議長(伊藤雅章君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(千田美裕君) 9番、千葉正幸議員のご質問にお答えをいたします。 まず第1点目、総合整備計画につきまして、何年から何年かということでございます。期間につきましては、平成28年度から平成32年度までの5カ年間という形でございます。 畜産クラスター事業に関しましては、今回辺地3地区の変更をしておりますけれども、実際建設する場所は特定の地域ではないかということで、なぜ分散させているのかという質問かと思います。これにつきましては、施設を整備することによって受益を受ける方々の場所、例えば川目にいらっしゃる方が何人とか、あとは千貫石にいらっしゃる方が何人、和光にいらっしゃる方が何人というふうな受益者で見ております。ということで、その受益者の人数に応じて、地区ごとに辺地債を充てる予定額が違っているということでございます。 今回農林漁業経営近代化施設の部分をこの3地区で変更という形で追加をさせていただくわけでございますけれども、事業主体から事業費、財源内訳までは3地区同じものを上げております。これにつきましては共通の施設ということで、そういった上げ方をさせていただいておりますが、辺地事業債の予定額につきましては、先ほど申しましたとおり、その地域の受益者の人数に応じて金額が違うと。和光の方々が一番多いために、ここでの辺地の予定額も多いというふうな形になっております。変わったのは農林漁業経営近代化施設のみでございますので、下水処理施設とか消防施設等についての変更は今回はございません。 あと、一般財源のうち幾ら充当するのかということでございます。財源内訳の中で記載されておりますのは、各地区で一般財源の数字が出ておりますけれども、これにつきましては、農林漁業経営近代化施設の整備事業をする場合の総額が2億4,705万円で、国、県の補助金があって、その残りの部分が1億ということでございます。その1億の中でも、奥州市の負担部分と金ケ崎町の負担の部分がございます。金ケ崎町の負担部分が2,900万円くらいだったと思いますけれども、先ほど申しましたとおり、地区の受益外の部分に関しましては辺地債の対象になりませんので、辺地の対象の部分だけここに予定額として計上させていただいているということでございます。基本的に辺地の部分の一般財源につきましては、100%充当というふうに考えているところでございます。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) 大体わかりましたが、和光辺地、千貫石辺地、川目辺地のほかに、細野も入っていたと記憶しますが、細野地域では和牛や乳牛の雄の肥育とか、そういう今回の関係する農家はゼロという意味ですか。 ○議長(伊藤雅章君) 農林課長。 ◎農林課長阿部一之君) お答えをいたします。 今回の施設の受益となるのは肥育農家と酪農家でございますので、該当地区だけの変更となります。よって、細野は入れておりません。 ○議長(伊藤雅章君) 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) こういう施設を建てて、現在はやっていないけれども、再びやり出すとか、あるいは新規にやるという人が出た場合は該当しないのですか。そういうふうな奨励の意味も含めてやるというこのクラスター事業。今いる農家だけではなくて、これからふえる農家も対象になるわけでしょう、このクラスターは。そういう意味からいえば、細野辺地も該当させていいのではないかと私は思うのですが、制度上それはだめですか。 ○議長(伊藤雅章君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(千田美裕君) お答えをいたします。 まず、この事業につきましては、大体31年度より実施、建設するということで、受益者についてはまず確定しているという部分です。それに対して辺地債を充てるということですので、将来的に例えば細野の方とかほかの地区の方が、実際そこを利用される方がいらっしゃるかもしれませんが、現段階としての受益者という部分で、この計画については策定をしていくということになります。 ○議長(伊藤雅章君) ほかに質疑ありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。 討論に入ります。討論ありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 討論なしと認めます。討論を終わります。 採決いたします。採決は起立により行います。 議案第6号 辺地に係る総合整備計画の変更に関し議決を求めることについては、原案のとおり決することに賛成する各位の起立を求めます。           〔起立全員〕 ○議長(伊藤雅章君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。昼食のため休憩したいと思いますが、ご異議ございませんか。           〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めまして、午後1時30分まで休憩といたします。            休憩(午前11時55分)                                                    再開(午後 1時30分) ○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。 休憩前に引き続き会議を行います。 △議案第7号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(伊藤雅章君) 日程第9、議案第7号 平成30年度金ケ崎町一般会計補正予算についてを議題といたします。 説明を求めます。 財政課長。           〔財政課長 高橋宏紀君登壇〕 ◎財政課長(高橋宏紀君) 日程第9、議案第7号 平成30年度金ケ崎町一般会計補正予算についてをご提案申し上げます。議案書18ページをお開き願います。           (以下、「議案書」「補正予算書」により説明のため            記載省略) 何とぞ原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(伊藤雅章君) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。なお、質疑の際にはページを提示いただきますようにお願いいたします。質疑ございませんか。 7番、阿部隆一君。 ◆7番(阿部隆一君) 何点か質問いたしますので、お願いいたします。 まず、歳入のほうですけれども、11ページの10款の地方交付税16億円入るということですけれども、この内訳はわからないということなのですけれども、いずれ辺地債の場合は8割とか見込まれて返ってくるとか、いろいろ計算があるようですけれども、この16億円の中に、例えば下水道関係、公共下水道とか農集排とかの関係のいわゆる起債への返済金として交付されている額というのがおおよそどれぐらいかわかるのかどうか。もしもわかる場合は、どのぐらい起債の返還金として交付税の中に交付されているか。全くわからないというのであればあれですけれども、その内訳がそういう形でわかるのであれば教えていただきたいというふうに思います。 次は、24ページから25ページ、国際交流関係で若干減額補正をされて、いろんな取り組みをしているわけですけれども、平和国際交流宣言を本町はしているわけで、前にも何回か言ったと思うのですけれども、国際交流は非常に熱心にやっているのですけれども、あの宣言の中には核兵器廃絶、平和を願う世論を高めていくという趣旨の宣言も一緒に入っているわけですよね、国際交流とともに。そういう取り組みをどの程度今年度したのかお伺いしたいというふうに思います。 次は、31ページですけれども、一番上、保育士就職支援助成金、これが50万円減額になっていますけれども、あと奨学金返還補助金も20万円減額になっていますけれども、実際に今年度これを活用して保育士として就職した人数、あるいは奨学金返還補助金を使った人数がわかれば教えていただきたいと思います。 次は、40ページに行きます。6の農林水産業費で、上のほうでアスパラガスハウス栽培実証事業補助金が88万5,000円の減額になっています。これ一般質問もしたのですけれども、ハウス栽培を推奨していくということでしたけれども、減額したということは、募集しても応募する農家がいなかったということなのでしょうか。この減額の理由を聞きたいと思います。 次は、43ページ、中ほどに商工振興費で、空き店舗活用補助金が200万円減額になっています。これは結局一店舗もなかったと、空き店舗活用がなかったと。聞くところによると、なかなかお店と住居が一体になっているところが多いので、その店の部分だけを改装して貸し出すということは非常にちゅうちょするというのですか、困難だということを聞きました。そうであるならば、空き店舗活用であっても、もともとそこの家主がそこで店をやっていたわけですから、一旦閉めたけれども、さらにもう一度開いて店を再開するというふうな場合も補助対象にしたほうがいいのではないかなというふうに思うのですけれども、そして町の活性化を図っていくと。前は商店リフォーム等も提案したことがありますけれども、なかなか難しいということでしたけれども、もちろんそういう意欲が再び起こる可能性もあるのではないかなと思うのです、現在閉めている方々も。そうであれば、自分の家ですから、そこにさらに店をつくって商売を始めるという、そういう方が出た場合、こういう補助金を活用することも考えてもいいのではないかなと。今年度何でゼロだったのか、応募者がいなかったのか、その辺含めてお伺いしたいというふうに思います。 それから、46ページの除雪対策費、7,000万円増額補正しているわけですけれども、この7,000万円というのはもう既に使ってしまったやつなのか、あるいはこれから3月末までの間に雪が降るだろうという、そういうことも若干含んでいる予算なのかお伺いしたいというふうに思います。 次は、55ページですけれども、一番上のほうに幼稚園の講師賃金が580万円減額補正されています。これは、講師が必要でなくなったから減額したのか、あるいは必要だったけれども、応募者がいなくて減額になったのか、その辺の理由をお伺いしたいというふうに思います。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。 財政課長。 ◎財政課長(高橋宏紀君) 7番、阿部隆一議員のご質問にお答えいたします。 11ページの地方交付税に関しましての下水道の費用がどの程度反映されているのかという内容でございますけれども、まず今地方交付税、全体の金額であらわれていますけれども、この計の補正後の金額の16億何がしという内訳といたしましては、特別交付税が2億9,400万円、残りの13億770万円ほどが普通交付税となっております。 それで、下水道にかかわる費用といいますか、分につきましては、普通交付税の算定の中で基準財政需要額という部分に、たしかおおよそでございますけれども、2億2,000万円ほど基準財政需要額として算入されております。ただし、この普通交付税というのは、その基準財政需要額から基準財政収入額を差し引いた額をもって普通交付税の金額になるわけでございますので、差し引かれる金額もございますので、これが丸々入ってくるという解釈ではないかと考えております。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 中央生涯教育センター所長。 ◎中央生涯教育センター所長(佐藤政義君) お答えをいたします。 2款1項9目国際交流費の中の平和国際交流への取り組みの内容ということでございますが、終戦記念日の前に役場庁舎の町民ギャラリーのほうに平和パネル展、お借りしたパネルの展示などを行っております。また、8月の広島で行われる平和記念式典に、広島市のほうから親子で参加しませんかというご案内を頂戴しておりますので、その情報を各小学校等に情報提供させていただいておりますが、実態としてはゼロという参加の状況ではございました。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長及川美奈子君) お答えいたします。 31ページ、3款2項2目保育対策費の中で、保育士就職支援助成金と保育士奨学金返還補助金の使用した人数という形ですので、保育士の就職支援のほうは、6名の方に60万円支出になっております。また、保育士奨学金の返還のほうは、6人に32万円の予定となっております。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 農林課長。 ◎農林課長阿部一之君) お答えします。 40ページ、6款1項4目農業振興費の負担金補助金及び交付金の中のアスパラガスハウス栽培実証事業補助金でございますけれども、これは実証しなかったのではなくて、当初の予算額よりも少ない金額でハウスの建設ができたということで、差額分を減額したものでございます。 ○議長(伊藤雅章君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(高橋文浩君) お答えいたします。 43ページ、7款1項2目の商工振興費の中での空き店舗活用補助金200万円の減額の部分でございますが、当初1件最大200万円の予算化をしたところでございます。過去の議会でもご質問いただいていまして、なかなかこの活用が進まないということで、新年度におきましてはまずは要綱改正、対象事業の拡大等を見込んだ要綱改正を予定し、予算化を組んでいるところでございます。 ご質問のとおり、後継者の方がもう一度開店をした場合に対象になるようにというふうなお話でございましたが、その部分につきましては、実は当町のほうで国の認定を受けております創業支援事業計画というのがございます。この計画の中での創業塾等を受講していただいた場合には、例えば同じ業種で事業を再開する場合は国の補助金最大200万円を受けることができますし、全く違う業態でやる場合には1,000万円の補助金を受けることが可能でございますので、それらの補助金等を活用して進めたいというふうに思っております。 なお、なかなか成約にならないというのは、やはり店と住居が一体になっているという部分が一番のネックかなと思いますし、そもそもその後継者の問題につきましては、既に後継者が不在というのが一番大きな問題かというふうに思っております。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 建設課長。 ◎建設課長(菅原睦君) お答えします。 46ページ、8款2項4目除雪対策費の13節委託料、除排雪業務委託料の7,000万円の増ですけれども、12月、1月の実績が1億1,300万円ということになっておりまして、過去の実績からすると、平成25年度の実績によって補正を計上しております。今現在、2月はまだ出動報告で出していましたけれども、大体4,300万円ほどの実績になるかと思われます。2月、3月分を含めたという形で要求させてもらっております。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 教育次長。 ◎教育次長(佐々木健一君) お答えいたします。 55ページ、10款4項1目7節の賃金、講師賃金になりますが、この講師賃金は担任の持てる講師と保育補助、預かり保育の担当者になります。この中で、担任を持てる講師についてが大きいのですが、年度途中でも学級増等で講師等が必要になった場合のことを見越してのものでしたが、今年度は講師を雇用する必要がなくなったということで減額になっております。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 7番、阿部隆一君。 ◆7番(阿部隆一君) 先ほど1回目で質問する予定だったのですけれども、忘れたところが若干あります。 6ページの繰越明許費のところです。民生費のプレミアム付商品券事業、このプレミアムということは、例えば1万円買えば1万3,000円分の買い物ができるとか、そういう商品券だと思うのですけれども、これは幾らぐらい発行する予定なのか、どういうふうなプレミアムがついている商品券を発行する予定なのかお伺いしたいというふうに思います。 それから、エアコンの設置事業が3つありますけれども、設計終わった後、入札に入ると思うのですけれども、その場合は学校ごとに入札するのか、あるいはここにあるように小学校全部まとめてとか、中学校、幼稚園は全部まとめてとか、そういうふうにまとめて入札になるのか、その辺のところをお伺いしたいというふうに思います。 以上。 ○議長(伊藤雅章君) 保健福祉センター事務長。 ◎保健福祉センター事務長(相澤啓君) お答えいたします。 6ページ、プレミアム付商品券事業でございますけれども、こちらにつきましては、10月の消費税、地方消費税10%の引き上げに伴いまして、低所得者、子育て世帯の消費に与える影響を緩和するために発行されるものでございます。額面につきましては、2万5,000円のものを2万円で販売するということで、5,000円のプレミアムがつくというものでございます。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 教育次長。 ◎教育次長(佐々木健一君) お答えいたします。 6ページのエアコンの設置事業につきましては、入札のほうはまとめてか、それとも分けてかという点につきましては、現時点ではまだはっきりと決めたというものはございません。今後検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) 9番です。2ページの地方特例交付金、補正額が242万4,000円、トータルして1億ですか。この特例というのは、何に対して交付されたものでしょうか。 2点目、地方交付税というのは、日本国中の収入を、富の再配分をするものが基本だと思うわけですが、昨年度対比ふえたのか減ったのか。先ほど同僚議員に対する答弁のうち、この16億円のうち特交が3億円ぐらいという話でしたが、その特交は何に対して来たのかをお伺いいたします。 次に、6ページの繰越明許費ですが、それぞれの項目について、なぜ繰越明許するのか、いつころこの事業が完了するのかお伺いをいたします。 歳出に行きまして、21ページの一般管理費の職員の給料に絡んでお伺いをいたします。質問がふさわしいかどうかはご判断されて、ふさわしくない場合は答弁は結構ですが、百四十数名の職員のうち、町外に派遣している職員がかなりの数いると。例えばトヨタ自動車東日本本社に何人とか、県に何人とか、そういう人たちの成果といいますか、実績といいますか、どうなっているのでしょうか。補正と直接関係ないといえば答弁なくても結構です。 7節の賃金、422万円減額しておりますが、これなぜ減額するのかお伺いをいたします。 それから、次のページの22ページ、これ毎年町長と意見が合わないのですけれども、この補正時点で余ったお金を財政調整基金に積み立てる、1億953万2,000円。自治体の年間の予算支出というのは、黒字を出すことが目的ではないと私は今も思っているわけです。恐らく出納閉鎖された5月末にはさらに余って、財調に積み立てという金額が6月補正あたりに出るのだと思いますが、このくらい余るのであれば、最初から精査をして、町長が選挙のときに約束した公約事項とか、総計で言っている重点事項とかに回すべきではないかと私は思うわけです。財調を積み立てることは悪いことではありませけれども、最少の経費で最大の効果を上げると。だから、黒字を出すことが目的ではないので、こういう積み立てではなくて、早く補正をして次の新しい事業に充てるというのが本旨ではないかと思うのですが、なぜ1億円も積み立てるのですか。理由をお伺いいたします。 ○議長(伊藤雅章君) 財政課長。 ◎財政課長(高橋宏紀君) 9番、千葉正幸議員のご質問にお答えいたします。 まず初めに、地方特例交付金の内容ということでよろしいでしょうか。地方特例交付金とは、住宅の借り入れの際に、税の中で控除する分がございます。その減収分として交付されるために創設されたものでございます。 次に、地方交付税の特別交付税の、これも中身と解釈しておりましたが、これにつきましてはさまざまな要素がございますけれども、例えば災害復旧費、職員派遣費、海外研修費、地籍調査、あとは有害鳥獣対策、あと除雪費といったさまざまなものに対して、毎月毎月調査が来るわけですけれども、それの報告額に基づいて最終的に交付されるものでございます。現在の額については、あくまでも見込みの額でございます。 次に、22ページの積立金に関してでございますけれども、これに関しましては、今回の3月補正につきましては、事業の精査によりいろいろな事業、理由はさまざまあろうかと思いますけれども、例えば国の交付金がつかなかったとか、そういったことで歳入歳出の差額が生じてきております。その歳入歳出の差額に対して、積立金として剰余金を積んだという内容のものでございます。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(千田美裕君) では、ご質問にお答えをいたします。 6ページの繰越明許費の2款1項の住民情報システム等改修事業の繰り越しの内容についてお答えをいたします。これにつきましては、住民情報システムということで、住民票とか住民登録、あとは税の関係とか、あと介護保険のほうのシステムも含みますけれども、これの改元対応のための改修費用でございます。元号につきましては、4月に入ると明らかにされるということではございますけれども、元号が出ましたならば、その情報を各システムに入れ込んで、あとは実際に5月になったときに正しい形で出るかどうかというのまで確認をするという形になっておりますので、この改修事業につきましてはまず5月までかかるというふうに考えております。 次に、21ページの職員の給料等に関係してというお話でございましたが、当町で県とか国とか、何人か出しております。そういった職員につきましては、毎月定例的に報告書を出していただいています。どういった業務をして、どういった中身で研修をしているとか、そういった報告書を出していただきまして、それにつきましては、役場内に、情報を皆さんで共有できる部分がありますので、そこに掲載をして皆さんのほうに報告をしているというふうな形でございます。 次に、事務補助員賃金でございます。これにつきましては、例えば職員が産休に入るとか、あとは何か事故があって休むとか、あと人員的にちょっと不足した場合に充てるということで予算化をしたところでございます。当初、そういったことで11人程度の部分の予算を見ておりましたけれども、実質的には大体7人くらいで、7人もフルタイムという形にはならなかった部分もありますので、不要となる見込みの部分を今回減額させていただくというものでございます。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 財政課長。 ◎財政課長(高橋宏紀君) 大変失礼いたしました。先ほど答弁漏れしておりました。 次の繰越明許の中の財務会計システムにつきましては、先ほどの住民情報システムと同様に、改元に伴うそれの対応のための繰り越しでございます。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 保健福祉センター事務長。 ◎保健福祉センター事務長(相澤啓君) お答えいたします。 6ページ、民生費、社会福祉費のプレミアム付商品券事業につきましては、こちらは30年度分の事務費の補助金でございます。事務費でございますが、この事務費を使いまして、対象者の抽出作業、それから対象者発送用の申請書の作成、それから申請者への発送等の委託を考えておりまして、最終的には券を使っていただいた後の換金での各お店への振り込みの口座の作成まで考えておりますので、期限としては来年31年度末までかかるというふうに認識しております。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 農林課長。 ◎農林課長阿部一之君) お答えします。 6ページ、繰越明許費のうちの担い手確保・経営強化支援事業でございますけれども、これについてはハウス導入や機械導入ということで、例年1月過ぎに国から事業が内示されるということで、どうしてもその期間が短いということで繰り越しをするということでございますが、機械導入となれば作業の時期がございますので、それに間に合うような形で完了時期が決まるというものでございます。 ○議長(伊藤雅章君) 建設課長。 ◎建設課長(菅原睦君) お答えします。 同じく6ページの8款2項道路橋梁費の橋梁長寿命化事業810万円の繰り越し理由ですけれども、橋梁補修の架設の工法の選定に当たりまして、不測の日数を要したということに伴いまして、今回工事費から委託料に組み替えまして、次年度の橋梁補修工事を対象とする補修設計を実施することにしております。そのための繰り越しでございます。 あと同じく野田・前野線道路整備事業1,844万5,000円、これは一般質問でも答弁したとおり、支障物件のための工事中止、あと他工区との輸送路の確保ということで、工事中止をかけておりましたので、それに伴う繰り越しということになります。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 教育次長。 ◎教育次長(佐々木健一君) お答えいたします。 6ページの小学校、中学校、幼稚園の学校教育施設エアコン設置事業につきましては、国庫補助等を用いまして、各学校への普通教室を中心にエアコンを設置するものでございます。来年度できるだけ早い時期に設置していきたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) ありがとうございました。 特別交付税、除雪も対象になっているというお話でしたが、今回7,000万円補正をすると。財源内訳には、交付税ですから書いていないわけですけれども、大体特交の算定に、除雪に対する金額といいますか、わかればどのくらいか教えてください。 それから、繰越明許については大体わかりましたが、改元による事務に対する事務補助のような、あるいは作業に対する措置だというのですが、どういう作業をどうやって、改元がはっきりするのは間もなくですけれども、その段階ではすっといくように作業が進展しているのでしょうか。改めてお伺いをします。 エアコンについては、早い機会にと、なかなかいい答弁ですね。早い機会というのは、そのとおりなのですが、繰越明許だと、これ来年度中にやらなければならないですよね。大体いつころになるのか見込みがないと、予算とれて繰越明許になったとやと町民の中ではうわさになっていますけれども、子供たちが受益するのは大体いつになるのかというのが町民の関心の的なのです。早くやるという気概はわかりましたが、早くといったって来年まで繰り越さないで、また繰り繰り、繰り繰りというふうにいって明許していったら、これは大変なことになりますよね。そこをはっきり町民にわかるように、今の段階では表明できないのですか。そこのところを教えてください。 それから、職員の派遣についてご説明いただきましてありがとうございました。トヨタ東日本に何人出していると言いましたか、1人でしたか。うわさに聞くと2年間と。会計年度が1年ですから、1年約束でまた2年目もやるということになるのでしょうか。 トヨタに派遣することを悪いと私は思っていません。例えば関東自動車がトヨタ方式で作業をしたり人事管理をしたり、経営に当たっていたノウハウを、関東自動車のOBを招集して達増知事は県政に役立てようとした経緯があるわけです。トヨタ方式を勉強するというのであれば、それなりに生きてくるのだと思いますが、何のために派遣しているのか、こういうことを研修した、こういうことを研修したという日報のようなものを取り寄せるだけではなくて、情報をこちらに送ってくるとか、研修の焦点化といいますか、目標をどこに置いているのかというのをもう一度お尋ねいたします。帰ってきたら見違えるように事務は能率高く、みんなにも影響度が高いというふうになるくらいの効果があるのかどうか、その辺のところをお伺いいたします。 ○議長(伊藤雅章君) 財政課長。 ◎財政課長(高橋宏紀君) お答えいたします。 特別交付税についてでございます。除雪については、毎月除雪費についてはご報告しておりますので、確実に対象となるものとして交付されることは確実なのですけれども、額についてははっきりしてございません。それで、昨年のように大雪とかであれば優先的に配分されることもありますけれども、これは3月交付につきましては、国の予算に応じた額で算出されて交付されますので、ちょっとはっきりした額としてはお答えすることは難しいです。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(千田美裕君) お答えをいたします。 繰越明許設定しております改元の関係のシステム改修についてです。これにつきましては既に作業を進めておりまして、既存のシステムでございますので、それにパッチといいますか、修正ソフトを加えていくというふうな作業になります。それにつきましては、既に10月と、あとことしの2月やっておりまして、あと最終段階ということで、4月に入ってからそのパッケージソフトを当てるという形になります。あとは、それで検証というふうな形になりますので、今のところスケジュールどおり進んでいるというところでございます。 あとトヨタ自動車東日本への職員の派遣につきまして、2年ということで考えているところでございます。トヨタの、例えば先ほどお話のありました、県なんか見るとかんばん方式とか、そういった部分での指導を仰いだというふうな話も聞いております。ただ、今回はそのかんばん方式とかということではなくて、トヨタの中での仕事の進め方とか民間感覚とか、そういったものをまず身につけていただくというふうな形で考えております。 それで、帰ってきてそういった民間の感覚だったり、あとは業務の進め方とか、私たち公務員とは違った部分があろうかと思いますので、そういった部分について、職場内、あとは役場の職員全体に広げていただくというのを期待しているところでございます。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 教育次長。 ◎教育次長(佐々木健一君) お答えいたします。 エアコンの設置時期につきましては、さまざま早くできるように努力して進めているところではあります。今月中に設計が終わり、4月、5月に、それも4月、5月のなるべく早いときに発注したいというふうに考えております。また、その発注方法につきましても、分けたほうが早いのか、一斉のほうが早いのか、なるべく早い方法はどうかということも考えながら進めたい。 それから、その後の物と、あとは作業員、人の確保のところが、本当にさまざまほかの市町村の状況を見て、そこからがわからない状況であります。子供たちになるべく早くと思っているところです。夏が終わってからではなく、やっぱり子供たちも地域の皆さんも期待しているところは、夏少しでも暑さというのをしのげるように、涼しい環境で子供を学習させてほしい、私たちも同じ願いを持っているところです。ただ、人の確保、物の確保が今の時点で本当に明らかにできていない状況で、ここにできると言いかねるところがあります。目標としては、暑い時期に本当に少しでも多くエアコンを稼働できるようにというふうには考えているところです。それも含めて、来年度内に設置できるように努めていきたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) 大体わかりましたが、繰越明許の元号の関係ですが、内閣官房長官が発表した途端にソフトウエアを動かして、各種証明、戸籍抄本とか住民票とか、そういうものの年号を入れるようなところがスムーズに切りかわると。これは、農管センターで管理しているコンピューター処理もあるし、町単独でやっているものもあるし、そういう作業は総合政策課で単独にやっているのですか。どこかのソフト会社が入って指導を受けるとか、共同作業をしているとか、そういうものですか。その辺のところを教えてください。 ○議長(伊藤雅章君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(千田美裕君) お答えをいたします。 改元に係るシステムにつきましては、当課で所管している部分と、あとはさまざま担当課で所管しているものがございます。今回繰越明許を想定しておりますのは、全体として影響の大きい、システム的に大きいもの、住民情報システムとか、あとは財政のほうでの財務会計システムとかという部分になります。それにつきましては委託業者、こちらのほうですと農管さんだったりするわけですけれども、あとそのほかの小さいシステム、スタンドアローンみたいな形でのシステムありますけれども、そういった部分につきましては各担当課のほうで、例えば新年度の保守の中での対応とかというふうな形で進むものも中にはございます。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) お諮りをいたします。 休憩したいと思いますが、ご異議ございませんか。           〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認め、午後2時50分まで休憩をいたします。            休憩(午後 2時35分)                                                    再開(午後 2時50分) ○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開をいたします。 休憩前に引き続き会議を行います。 ほかに質疑ございませんか。 4番、高橋美輝夫君。 ◆4番(高橋美輝夫君) 4番、高橋です。41ページ、40ページも関係しますけれども、農業費の関係で質問をしたいというふうに思いますが、農業費の関係の減額補正の額というのが結構大きいような感じで見ております。いろいろ要因はあるかと思いますけれども、主な事業についてご質問したいというふうに思います。 41ページの畜産クラスター事業補助金520万円ほどの減、それからその下の草地関係の1,200万円ほどの減、それから基盤整備の関係で、六原の関係もありますけれども、六原の関係については、補完工事の業者がなかなか決まらなかったという事情もあってというふうに理解していますが、その辺のところ、あと多面的の関係等々についてお伺いをしたいというふうに思います。 それから、あと45ページの15節の工事請負費でございますけれども、3,500万円ほどの減額ということでございますが、町道の小規模修繕工事、この関係でどれほどの減額になるのかということと、減額しても補修しなければならないところの部分にどの程度応えられたかということについてお伺いをしたいというふうに思います。 ○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。 農林課長。 ◎農林課長阿部一之君) 4番、高橋美輝夫議員のご質問にお答えをいたします。 41ページ、6款1項5目畜産業費の畜産クラスター事業補助金でございますけれども、これは午前にご説明しました繁殖センターの部分でございますが、30年度は設計をしております。設計費は、当初800万円を超える事業費を想定しておったのですけれども、入札減により大分価格が下がったということで、それに伴う減額でございます。 続きまして、草地畜産基盤整備事業補助金でございますけれども、これについては、町は100%トンネルの事業でございますけれども、草地造成とかバンカーサイロ、こういったものの工事についての補助金でございますけれども、30年度は設計費のみであったということで、このような減額になったものでございます。 それから、県営経営体育成基盤整備事業、六原地区の負担金でございますけれども、これにつきましては補完工事ということで計画をして、本来であれば30年度に終わらせる予定でございましたけれども、入札の不調によりまして、これが31年度に延期されたということに伴いまして大幅な減額となったものでございます。 それから、最後、多面的機能支払交付金でございますけれども、これについては当初35地区で実施しておりまして、これが大幅に伸びるということで計画しておったわけですけれども、確かに地区については、谷地の地区も含めて39地区になったわけですけれども、結果的には長寿命化の補助金分が大分軽減をされたということに起因しまして、このような減額となったものでございます。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 建設課長。 ◎建設課長(菅原睦君) お答えします。 45ページ、8款2項2目道路維持費の15節工事請負費の減額補正の中身でございます。一番大きいのが町道舗装補修工事の当初1億円の予算に対して交付金が4割カットということで、約4,000万円ほどの減となっております。それと、先ほど答弁しました橋梁補修の関係で、組み替えで約1,000万円ほどが減となっております。ただし、小規模修繕に関しましては、この工事請負費の中で随時対応しておりまして、約1,000万円ほどの実績になっておりまして、あと3月の分としましては、約600万円ほど増額している状態で補正対応しております。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 4番、高橋美輝夫君。 ◆4番(高橋美輝夫君) そうすると、畜産クラスターの関係は、設計費の減ということで理解しましたけれども、下のほうの草地基盤云々という事業については、これは全く別な事業という理解でいいですね。 あと、六原の関係については、いずれ今年度中に完了するということで聞いているのですけれども、そうすると31年度の完了ということになるわけですか。済みません、お願いします。 ○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。 農林課長。 ◎農林課長阿部一之君) お答えいたします。 県営経営体育成基盤整備事業につきましては、30年度できなかったという分でございますけれども、補完工の分については入札で業者が決まったというふうにお聞きしていますので、31年度中の完了は確実というふうに見込まれます。 ○議長(伊藤雅章君) 4番、高橋美輝夫君。 ◆4番(高橋美輝夫君) それについては理解しました。 それから、多面的支払交付金の関係ですけれども、そうするとたしか当初の計画では最終年度の計画だったと、年度だというふうに理解していましたけれども、これについては継続可能といいますか、事業として見られるというような理解でいいですか。 ○議長(伊藤雅章君) 農林課長。 ◎農林課長阿部一之君) お答えいたします。 多面的についてはお見込みのとおり、5年経過、30年度でする組織が何集落かございますけれども、いずれも次の計画をお出しいただいて、また継続をするということになろうかと思います。 ○議長(伊藤雅章君) 12番、千田力君。 ◆12番(千田力君) 12番でございます。いろいろと同僚議員の質問を聞いて、私も質問したいという気持ちになりましたので、お伺いをいたします。 6ページの繰越明許費の土木費の道路橋梁費、ここで野田・前野線の工区のものが1,800万何がし繰り越しになっておりますね。これと14ページの土木費国庫補助金、ここの2節の社会資本整備総合交付金(野田・前野線)1,980万円というのが減額になっている。これは、つまり総合交付金が減額されたから、その分が工事としてできないので、これを繰越明許にするということなのでしょうか。その辺のところがなかなか、12番席を汚していて、今ごろそんなことを聞くのかと言われるのもじくじたる思いでありますけれども、消化不良だか燃焼不良で終わるのもなんですから、恥を忍んでお伺いしますが、その辺のところを細かく。 ついでに、そうしますと46ページの土木費、道路橋梁費、3目道路新設改良費の15節工事請負費4,056万円の減額補正、これは他の事業も含まれておりますので、これがどういう割合になるかわかりませんけれども、この中での、一般財源かどうかわかりませんが、その分も補正になると、減額補正になると、こういうことなのでしょうか。まことに初歩的な質問で、皆さんの失笑を買うと思いますが、丁寧に教えていただきたいと思います。 ○議長(伊藤雅章君) 建設課長。 ◎建設課長(菅原睦君) 12番、千田力議員のご質問にお答えします。 まず初めに、14ページの国庫補助金の関係からご説明いたします。国庫補助金につきましては、野田・前野線は当初全体事業費1億円として予算要求しておりましたが、交付決定額が7,000万円ということで、約3,000万円ほど減という形になっております。そのための、決定額の減に伴う減額がこの国庫補助金の減額という形になっております。 あわせて、46ページ、8款2項3目道路新設改良費の15節工事請負費4,056万円の中の野田・前野線の分、先ほどの交付金の減額分が、ほぼ工事請負費のほうで減額になっております。その減額になった中のうち、一般質問でもお答えしたとおり、発注しています2工区につきまして、地下の支障物件があったことと、他工区への搬入路の確保のため工事を中止しているという状況であることから、6ページの8款2項の道路橋梁費、野田・前野線道路整備事業1,844万5,000円の繰り越しをするという状況でございます。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 12番、千田力君。 ◆12番(千田力君) それでは、必ずしも繰越明許が減額の3,000万円と同じになるというものではないということなわけですね。その辺はいいとしましても、単純なのです、私の言うのは。一般財源で残余の分の控除を促進できないかということが、早く言えばそういうことなのです。例えば46ページの野田・前野線の分が3,000万円ほどあるということの、マイナスになっているから、その分が減額補正になったということですが、一般財源による工事というものが全額補正しないでできないのかと、単純に言えばそういうことです。というのは、その地区が住居集積地として今脚光を浴びていると。そこの造成も急がなければならないと。あの道路ができれば、この地域の宅地開発がかなり進行するのではないかと。こういうような思いから、一般財源でも特にそういうものに重点を置いてやることができないものかという、まさに単純な考えでございますが、それを1つお伺いしたいと思います。 何せこれは工事請負業者との関連もあると思いますが、工事終わるごとに周辺をきれいに整備して大型機械を撤去するわけですが、それもやっぱり工事起こすたびごとに工事費の何%という諸雑費がかかって、そこに含まれるということ等を考えれば、やはりできるときに集中的にやるということも必要ではないかと思うわけです。担当課の課長の段階ではあれでしょうが、そういう方法がとれないかというのが単純な私の考え方でございます。 よって、そういうふうな方向をとれるかとれないか、大体回答はわかっていますけれども、あえてここでお伺いをするところです。よろしくお願いします。 ○議長(伊藤雅章君) 建設課長。 ◎建設課長(菅原睦君) お答えします。 前の一般質問のときにもお話はしましたけれども、やはりこういった道路整備には多額の金額を要するということから、どうしても特定財源に頼らざるを得ないという状況でございます。特定財源も、そのとおり年々減ってきている状況ではあります。このように3月補正で多額の減額という形にはなるのですけれども、どうしても単独費をそのままつぎ込むということは、やはり財政上難しいということなので、特定財源頼りという形にはなるのですけれども、そういった形でまず整備を進めるということになると思われます。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 12番、千田力君。
    ◆12番(千田力君) 一般財源で補正して、補正したものの残余は財政調整基金に積み上げると。余ればそういうことになるわけです。ですから、一般財源を使っても、重点的に投資するところはしてもいいのではないか。全てをやれというのではなくて、今そういう需要が見込まれる地区をやるという重点投資、その面を幾らかでも考えてやってもいいのではないかと思います。 担当課長なり財政課長は、今までどおりのそういうことで重点的に、それを踏襲して財政のことも考え、やろうとしているのは理解できますので、町長どうですか、そういうことは1カ所や2カ所やってもいいのではないかと思うのですが、うまくないですか。よろしくお願いします。 ○議長(伊藤雅章君) 町長。 ◎町長(髙橋由一君) 道路の関係、今の工区、あるいは野田・前野線は、千田議員が前から一般質問含め早期着工、あるいは早期完工と、こういう話でずっと参りました。やりくりする財源の中で、何とか早目に手をつけたいなと思って始めたのがこの野田・前野線の今の工事であります。 しかし、私どもから見れば、国の特定財源を当てにしなければやっていけないのが現実でございます。そういう中で、議員の思いのように財調に積むよりそっちに持っていってはどうかというのは、一般論としては成り立つと思いますが、やはりその予算全体の編成からしますと、財調を崩して予算編成していると、これが現実でございます。よって、幾らかでも財調に戻し、次年度対応に予算編成できるような形にするのが財政の規律と、こういう部分だと思いますので、議員の願い、あるいは地域住民の思いはそのとおりだと思いますが、計画的にまず進めるという大前提で始めておりますし、財源の確保については、そういう特定財源を見込んで事業をすると、こういう状況でございますので、そういう前提に立っての予算編成であり予算執行であるということについてご理解をいただいて、この件は来年度も続行すると、こういう前提でおりますから、そういう点ではやらない、終わると、こういうのではございませんので、今後になお一層対応できるようにはしてまいりたいと、こう思います。 ○議長(伊藤雅章君) 12番、千田力君の質問は既に3回になりましたが、会議規則第51条の規定により、特に発言を許します。 12番、千田力君。 ◆12番(千田力君) ご配慮ありがとうございました。 町長にご回答いただいたので、そこでおさめればいいわけですけれども、町長の説明はよくわかりました。よく話には、ない袖は振られないという話がありますよね。しかしながら、これはある袖を振らないで、それをためておくということになるのですから、やっぱりあるものは有効に使う、その思い切った財政投資というのも場合によっては考えてもいいのではないかと、私はそう思うわけです。 野田・前野線というところ、それから大平・前野線の一部の金小の西側、ああいう道路は非常に有効な道路だと。というのは、県道を中心にして見ると、県道から4車線の間、それから県道から中江甫・鶴ケ岡線の間というのが、開通すれば非常に有効な交通路線になるということから、そういうものに対しても重点的に財政を投資していくということも必要ではないかと、私はそう考えるので、お伺いしたわけです。 1回目の町長のご答弁で納得はしませんけれども、矛をおさめますが、私はそういうことで熱い思いを込めて質問しているわけですので、どうぞ今後の財政運営に当たってはお考えいただきたいと思います。 以上であります。 ○議長(伊藤雅章君) 2番、千葉良作君。 ◆2番(千葉良作君) 2番、千葉良作です。私の場合は、そんなに熱い話にはなりませんので、簡単にお答えいただきたいなというふうに思います。 そっちこっちお伺いしますが、最初に35ページの8目元気100歳支援金で、少子高齢化といって高齢者がどんどんふえて、これに医療費がかかるというので、私はある程度金ケ崎の目玉になるだろうなというふうに思って、私も申し込んだりもしていますけれども、この8節の報奨金の24万円が減額になっているのですが、ことしはどのぐらいの人数がこの元気100歳の該当者といいますか、申し込んだり、そういうやった方がおられるのでしょうか。それが1つ。 それから、37ページの一番上の環境保全費というのがありまして、生物多様性かねがさき地域戦略推進協議会といって、いつも見るたびに非常にすごいなと思って見ているのですが、戦略会議の報酬が3万3,000円ほど残っているのです。これもう少し使い切って、金ケ崎の生物多様性に対応する方針を立てていただいたら、実際やってほしいと思うのですが、何でこれ毎年余るのですか。ここをお願いしたいと思います。 それから、43ページの4目の企業誘致対策費の負担金補助のところのトラガール育成補助金、これも金ケ崎はすごいなというふうな感じで、大体この名称がトラガールなんて、1回見たら忘れないような名称なのですが、何か二、三年前に商工観光課長が非常に力を込めて説明したのを記憶しているのですが、この60万円残というのは、このわけは何ですか。 それから次に、53ページの小学校費の中の18節の備品購入費、除雪機7万5,000円の減というのは、これは教えていただきたいなと思います。 ○議長(伊藤雅章君) 保健福祉センター事務長。 ◎保健福祉センター事務長(相澤啓君) 2番、千葉良作議員のご質問にお答えいたします。 予算書35ページ、4款1項8目元気100歳支援費の報償費の関係でございますけれども、健幸事業報償品ということでございますが、こちらにつきましては、健幸ポイント事業の参加者の達成者への商品券のプレゼントでございます。本年度申込者数としては、トータルで295名の方の申し込みがございました。そのうち達成者が……達成者はまだ出ておりませんけれども、295名の参加がございました。ただ、こちらにつきましては、一般会計のほうの分でも予算をとっておりますし、国保会計のほうでも予算をとっておりますので、両方の国保の被保険者、それから後期高齢の被保険者、両方の分を足して295名という参加者になっております。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(鈴木敏郎君) お答えいたします。 37ページの衛生費、環境衛生費、環境保全費の報酬、生物多様性かねがさき地域戦略推進協議会委員報酬の残額はなぜだというお話でございますが、こちらの協議会の委員につきましては、12名の方にお願いをしてございます。報酬対象が9名おりますが、うち5名の方、企業でありますとか土地改良区、学芸員さん等にお願いしている方々が、「私のほうでは、報償を辞退いたします」というお話を頂戴いたしまして、その分はお支払いしないというような格好で処理をさせていただいている部分で、今回減額という形になっております。 以上で終わります。 ○議長(伊藤雅章君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(高橋文浩君) お答えいたします。 43ページの企業誘致対策費の中でのトラガール育成補助金60万円の減でございますが、ご質問いただきましたように、これは女性の活用推進並びに物流業のトラックドライバーの確保ということで、その2点をあわせ持った補助金ということで、全国ではまれな補助金ということでスタートしたところでございます。今までに1件の実績がございましたけれども、平成30年においてはゼロ件と。 今回年度終了を待たずに減額をしましたのは、まず1点、免許を取得して、引き続き6カ月以上雇用するという条件がございましたので、既に今の時点で申請がないということで減額をさせていただいたものでございます。 なお、今年度4月に要綱改正をいたしまして、大型トラックドライバーというちょっとハードルが高かった部分を、それを準中型免許、いわゆる普通免許の次の免許、その免許まで対象を拡大したところではございましたが、それでも実績に結びつかなかったというところでございます。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 教育次長。 ◎教育次長(佐々木健一君) お答えいたします。 53ページ、10款2項1目18節の備品購入費の除雪機の7万5,000円減につきましては、これは今年度永岡小学校に除雪機を配置いたしました。見込みよりも安かったので、7万5,000円減としております。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 保健福祉センター事務長、答弁、もう一度お願いします。 ◎保健福祉センター事務長(相澤啓君) 先ほど2番、千葉良作議員にお答えしました答弁、数字が誤っておりましたので、訂正をさせていただきたいと思います。 現時点で把握している申込者数が221名で、そのうち何千歩以上歩くという要件を達成した方が167名でございます。 大変申しわけございませんでした。 ○議長(伊藤雅章君) 2番、千葉良作君。 ◆2番(千葉良作君) 今の健幸事業報償品の件ですが、これ本当にどんどん進めていただきたいなというのが私の願いなのですが、歩くと何かもらえるぞというので、私も歩いてみるかなという気になって歩いたりもしているのですが、なかなかそうはいきませんが。これはやっぱりどんどんふえることが、残してはいけないような、もし残るのであれば、本当に「あなたやりませんか」、「あなたやりませんか」と1人ずつ聞いても、これはやっていくのがいいのではないかと思いますが、これ実際には昨年度なんかよりはやっぱりふえているのですか、参加する方が。詳しい数字は要りませんけれども、ふえているとか減っているとか、これからまたいくのではないかという、そこのところをもう一回お願いしたいと思います。 それから、37ページの生物多様性のところですが、辞退したからこのくらい余ったというので、それはそれでいいと思いますが、本当にこれも減額するのであればもう少しふやすとか何かして、議会でも大分長らくいろいろお話出ている割には進まないような気がするのですが、金ケ崎町の力の入れようが少し足りないなというのがこの減額にも、これは減額を辞退したようですけれども、何か少し力が足りないのではないかなという感じしています。来年あたりはこれをもっとふやして、そして力を入れてほしいなと思うのですが、これは補正予算ですけれども、そのところをもしあったらばお伺いしたいなというふうに思います。 それから、さっきのトラガールの話ですが、これも残念ですよね。これが減額になったという理由はわかりましたけれども、でもこうなると、6カ月以上勤めるとなれば半年間が勝負ですものね、これの事業をやるのは。来年の10月だ、11月だと待っていられない。そうすると、やっぱりこれもこういう実績を残すということは、金ケ崎の名前を売るという本当に大きな宣伝効果もあるのではないかなというので、ぜひ個別に当たってでも見つけて、そして補助をし、しかもハードルも下げたというのですから、ここのところを何か残念だなという感想を持っています。 それから、あと除雪機については永岡に配置したというので、安心しました。私これ残ったから、どこか欲しい学校に行かないのかなと思って、それでは用務員さんが大変だなと思って質問したのですが、永小へ配置になったということで、これについては喜んでおります。 1つだけ、さっきの健幸のところ、よろしくお願いします。 ○議長(伊藤雅章君) 保健福祉センター事務長。 ◎保健福祉センター事務長(相澤啓君) 先ほどの健幸ポイントの関係ですけれども、参加者につきましては前年度より減っております。ただし、その一方でポイントの達成者、要は目標を達成したという方の割合はふえております。議員ご指摘のとおり、当方でもこの健幸ポイント事業、歩いていただくということを、どういう形かで拡大をしていきたいということで、現在いろいろと模索しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(鈴木敏郎君) 生物多様性の関係の委員の報酬の部分でございますけれども、お受けいただいている委員さんのほうからの話ではございますが、「私どもも企業なり土地改良区として一緒になってご協力をしているので、報酬のほうは辞退する」というようなお話をいただいておりますので、そのお話をそのまま受けさせていただいているという状況でございます。 あとは、議員のほうから、力の入れ方が足りないのではというお話を頂戴いたしましたけれども、金ケ崎町として来年度に向けて、再度来年度計画を組んでまいりますので、その際に再度検討をさせていただければというふうに思っております。 以上で終わります。 ○議長(伊藤雅章君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(高橋文浩君) お答えいたします。 トラガール育成補助金についてでございますが、現状でも運送事業者等に対しましては十分PRをしてきたつもりではおりますけれども、これがまだ使われないという事情は何かあると思います。そして、さらに運送事業者の方も、女性がなかなか応募してこないという事情もあるのかもしれませんので、そこら辺は運送事業者の方と十分連携をとりながら、またその調査をしながら、改めてPRなり変更する部分があれば変更するなりして対応してまいりたいというふうに思っております。 ○議長(伊藤雅章君) 2番、千葉良作君。 ◆2番(千葉良作君) さっきの健幸の話なのですが、実はうちのほうの部落でも、このごろ歩く人がふえているのです。私もこういう散歩をするとかなんとかというのは、街の人だなという気がしたのですが、近ごろやっぱり少子高齢化で田畑もできなくなってしまって、そして時間に余裕ができたという方が結構いる。うちのちっちゃい部落でもいますので、もっとそっちこっちいるのではないかと思うのです。やっぱりここが今狙いどころでないかなと思っているのですが、チャンスだなと。ひとつこの予算を余さないようにどんどん宣伝していただきたいということで、答えは要りませんけれども、私も頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) ほかに質疑はありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。 討論に入ります。討論ありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。 採決いたします。採決は起立により行います。 議案第7号 平成30年度金ケ崎町一般会計補正予算については、原案のとおり決することに賛成する各位の起立を求めます。           〔起立全員〕 ○議長(伊藤雅章君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 △議案第8号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(伊藤雅章君) 日程第10、議案第8号 平成30年度金ケ崎町国民健康保険特別会計補正予算についてを議題といたします。 説明を求めます。 住民課長。           〔住民課長 佐藤茂志君登壇〕 ◎住民課長(佐藤茂志君) 日程第10、議案第8号 平成30年度金ケ崎町国民健康保険特別会計補正予算についてご提案いたします。議案書19ページをお開き願います。           (以下、「議案書」「補正予算書」により説明のため            記載省略) 説明は以上で終わります。なお、本補正予算につきましては、去る2月21日開催の金ケ崎町国民健康保険運営協議会に諮問し、適正である旨の答申をいただいていることを申し添えます。何とぞ原案のとおりご決定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(伊藤雅章君) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑ございませんか。 7番、阿部隆一君。 ◆7番(阿部隆一君) 一般質問もしましたので、それと関連して若干質問したいというふうに思います。 まず、5ページの歳入のところで、国民健康保険税が今年度2億2,952万3,000円という補正になっております。この前の一般質問の答弁によると、この保険税が来年度、いわゆる31年度は3,000万円減額になると。ということは、2億円を切るということだと思うのですけれども、この3,000万円減るというその主な理由。今年度は保険税を減額してこの2億2,900万円になっているわけですけれども、来年度保険税は変えないという中でも3,000万円減るというふうな答弁だったのですけれども、その理由は何でしょうか。本町の国保世帯の収入が非常に少なくなってきているのかなと。国保世帯そのものも減るかもしれませんけれども、そういうことが影響しているのかなと思いますけれども、その辺の理由等がわかれば教えていただきたいというふうに思います。 そういう中で、来年度は5,000万円基金から繰り入れるということですけれども、その理由の一つ。あと来年度の引き下げ検討、まだできないという理由の一つに、県からの交付金の額が未確定というふうな答弁がありました。そうすると、それは6ページの県支出金となって、保険給付費等交付金、この10億4,204万9,000円という、これが10億3,900万円になっているのです。こういうふうになっているのですけれども、これがまだ確定していないということなのでしょうか。これがさらに減らされる可能性もあるということなのでしょうか。その辺をお伺いしたいというふうに思います。 あと来年度、宮古市が18歳以下の均等割を全額全員減額するという、全国初の制度を発足させるという方針が発表になったのですけれども、本町の場合、もしそれをやればどれぐらい保険税が減額になるのか。私一般質問しましたので、多分計算したと思いますので、何人ぐらいいて、どのぐらい減額になるのかお聞きしたいというふうに思います。 それから、12ページの特別職職員数11名いて、357万4,000円、1人平均して大体30万円ぐらいかなと思うのですけれども、これはいわゆる国保運営協議会の方々の報酬かなというふうに思うのですけれども、国保運営協議会というのはどの程度会議を開いて、年間何回ぐらい開いているのかお伺いしたいというふうに思います。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 質問者、新年度の質問ではなく補正に対する質問ですから、その辺はよろしくお願いします。 では、答弁願います。 税務課長。 ◎会計管理者税務課長(高橋真貴子君) 7番、阿部議員の質問にお答えいたします。 国保税の補正についてなのですけれども、今回一般被保険者分は同額になっていますし、退職分は減額になっております。これは、6月補正で国保税引き下げのときに1,400万円と、あと9月補正で当初課税、賦課を見て、見込みで1,000万円ほど減額をして、最終的には決算状況を見てこのような金額で補正するものでございます、決算見込みで。 31年度の当初につきましては、30年度の実績を見ながら、11月ごろ試算したわけですが、あとは30年度の当初予算に比較しまして、国保税引き下げになっていますし、その辺も勘案しながら試算した数字でございます。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 住民課長。 ◎住民課長(佐藤茂志君) お答えいたします。 県の交付金の部分ですけれども、予算書6ページの4款1項1目の保険給付費等交付金、この部分で変更の部分がありますので、まだ確定していない部分がありますので、若干ふえる可能性があるということでございます。 次に、18歳以下の均等割の部分についてでございますけれども、昨年6月の時点で、議員からのご質問があった時点での人数を確認したところ、200人ちょっとということで、その分で均等割2万6,000円を掛けますと、約530万円の金額となっております。 続きまして、12ページの給与明細書の部分の人数ですけれども、国保の運営協議会の委員は9名で、このほかに税務課のほうで徴収員が1名、保健センターのほうで保健指導員が1名おります。国保の運営協議会の会議につきましては年4回、各議会の前に、補正予算であったり条例であったり提案して開催しているところでございます。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 7番、阿部隆一君。 ◆7番(阿部隆一君) 最後のほうから質問しますけれども、この9名の、いわゆる国保運営協議会の方々の報酬は、そうすると具体的に幾らになるのでしょうか。この357万4,000円というのは、今言ったプラス2名の分がほとんどなのかなというような感じしますけれども、その辺がどういうふうになっているのかお伺いしたいというふうに思います。 あともう一つは、県の支出金がまだ確定していないということですけれども、今3月なのですけれども、例年3月のいつごろ確定するのでしょうか、お伺いします。 ○議長(伊藤雅章君) 住民課長。 ◎住民課長(佐藤茂志君) 委員の報酬につきましては、会長が6,700円、委員が6,200円で8名となっております。 次に、県の支出金の関係ですけれども、文書が2月末に来まして、3月中旬までに回答ということで、結果のほうにつきましては3月末のほうでという形で、最終的に歳入になるのは4月を予定しているところでございます。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 7番、阿部隆一君。 ◆7番(阿部隆一君) 県の支出金は、どこの自治体でも同じような状態でしょうけれども、いずれもう少し早く交付するように、ぜひ県のほうにも要望していただきたいというふうに思います。いずれ6月にもまた質問したいというふうに考えておりますので、そこまでぜひ検討していただきたいと思います。 以上で終わります。 ○議長(伊藤雅章君) ほかに質疑はありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。 討論に入ります。討論ありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。 採決いたします。採決は起立により行います。 議案第8号 平成30年度金ケ崎町国民健康保険特別会計補正予算については、原案のとおり決することに賛成する各位の起立を求めます。           〔起立全員〕 ○議長(伊藤雅章君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 暫時休憩します。            休憩(午後 3時45分)                                                    再開(午後 3時46分) ○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。 休憩前に引き続き会議を行います。 △延会について ○議長(伊藤雅章君) お諮りいたします。 本日は、これで延会したいと思いますが、ご異議ございませんか。           〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めます。 △延会の宣告 ○議長(伊藤雅章君) 本日はこれで延会といたします。 大変ご苦労さまでした。                                (午後 3時47分)...